ローコスト住宅のメリット・デメリット

後田建築では、長期優良住宅や性能にこだわり住みやすいお家を提案しております。

ですが、「性能がいいのはわかっているけどお財布には余裕がなく、シンプルなお家づくりがしたい」

と思っている方々にも、おすすめできるローコスト住宅についてお話しようと思います。

ローコスト住宅のメリット

①住宅ローンが組みやすい

　住宅の購入費で毎月の返済額が決まってい来るので、少ない予算で建てることができると

月々の返済も小さくなるので負担が減りますし、

マイカーローンなどを組んでいると住宅ローンの枠が少なかったりします。

しかし最初から借り入れる金額が少ないとその心配もなくなります。

②将来的に建替えしやすい

　設備や性能を抑えて低価格で家を建てることを念頭に置いているので、

お子さんが大きくなるまでの20年くらいを目安に考えるといいと思います。

20年も経つとお子さんも成長し一人暮らしをしているかもしれませんし、

結婚を機に二世帯住宅にリフォームなんてこともあるかもしれません。　　

ライフスタイルに合わせて再検討できるのもメリットだと思います。

③打ち合わせが少ない分早く建てられる

　早く建てられるということは、それまでに住む仮住まいの家賃を抑えられることや、

仕事や子育てで打ち合わせの時間を取られないお忙しい方にもおすすめです。

ローコスト住宅のデメリット

①間取りの自由度が低い、規格の種類が少ない

　同じ面積でも凸凹や複雑なデザインだと作業や材料が増え

その分費用も掛かってしまいますので、前もって建築事務所が考えている間取りから

選んでもらい価格を抑えています。

忙しく、打ち合わせを何度もすることが難しい方や、

知識がないのでプロにお任せしたい方には規格にすることで費用も抑えられ、

決めることも少なくなり負担も減るのでむしろメリットかもしれません。

②キッチン、洗面、浴槽のグレードが低い

　後田建築では、水回りはショールームを見てご自分で選んでいただけるように

こちらで決めてはいません。お客様の予算にあった提案をさせていただきます。

ただ水回りの機材というのは、消耗品で10年くらい経つと

不具合が出できたりします。のちのちの修理代や買い替え費用を考慮すると

グレードを抑えてもいいかもしれません。

③断熱性・耐震性が低い

　あまりにも性能や設備を抑えてしまうと、窓の結露で掃除が大変だったり

クーラーや暖房といった電気代もかさんでいきます。

そうならない為にもコストと相談しながら住みやすいお家づくりを

※後田建築でご提案・お客様と一緒に考えていきます

④普通の住宅と比べ保証内容が不十分

住み始めてからできる限り、あーしとけば良かった、

もっとこうしておけば良かった　等がないように

打ち合わせ段階からサポートし、

住宅メンテナンスも出来る限り５年後、１０年後、２０年後

お金がかからないように簡単なメンテナンスのやり方も

※後田建築でレクチャーさせていただきますのでご安心してください。

⑤見た目が安っぽい

　屋根材は、大きく「スレート」「鋼板」「瓦」の３種類に

分けられます。ローコスト住宅ではスレートやガルバリウム鋼板を

使うことが多いですが、最近では質が向上しており極端に見た目が変わるわけでは

ないと思います。しかしおおよそ１０～１５くらいで雨漏りや色あせが

気になるかもしれません。ランニングコストを考えるなら、

初期費用がかかっても５０年以上の耐久性のある陶器瓦がおすすめです。

　材質、厚み、貼り方が変わらなければ極端に金額が

変わることもなく自由な組み合わせが出来るので

お客様のセンスで仕上げることが可能です。

その中でも後田建築がおすすめするサイディング材は

東レのラップサイディングです。それがなぜかというと、

外壁部分で一番早く劣化、腐食が目立つ箇所というのが

シーリング部分なんです。ラップサイディングは210㎜の外装材を

よろい張りという施工方法で張っていくので、

継ぎ目ができず窓回りしかシーリングの加工が必要ないので

ランニングコストまで抑えることができます。

まとめ

初期費用を抑えることで支払いの負担を軽くできるメリットがありますが、
家づくり全体の自由度は低く、性能や品質を抑えることによりトータルで割高になる可能性もあります。
その為ネットでは「ローコスト住宅後悔」と言った声も少なくありません。
【ローコスト＝安いだけ】ではない！
後田建築は建てた後の生活が無理のない家づくりをサポートしていきたいと思っています。
質を落とさず価格を下げる工夫をし、
抑えるとこは抑えこだわるところはこだわり小さな不安も一緒に解決していきます！